本「セイジ」 感想
2011-10-02


禺画像]
2012年公開の「セイジ」に森山くんが出ているという事で、原作を読みました。
 文体は特筆すべきことはなし。内容は・・・、文章だけなら避けたい内容でした。女の子はセイジの行為に救われるんですが、読むだけだとスプラッタシーンが頭に浮かんで、女の子が救われる心情の変化についていけない。一体どんな映像になっているんだろう。っていうか、公開日がずれたのって、モテキとかぶりそうだったからではないだろうか。クランクアップはこちらの映画のほうが早かったはずだし。

 森山くんは、一体どんな「僕」を作り上げたんだろう。私が小説を読む限り、傍観者であり、「僕」の心情はあまり書かれていない。ただ、目の前に起こった事を報告することに終始しているように読めた。ただ、友人から自転車を無理やり預けられて、それでフラッと旅に出てしまえる人間であり、女の子が幼稚園の先生の卵になった事を知り彼女に会いに行ける人という以外、鍵となる描写がなかった気がする。
[映画]
[本]

コメント(全50件)
※コメントの受付件数を超えているため、この記事にコメントすることができません。


記事を書く
powered by ASAHIネット