「リサイタル 五嶋龍」 感想
2011-11-13


禺画像]
市民会館 3列22番

プロコフィエフ;ヴァイオリンソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80
パガニーニ:《うつろな心》による序奏と変奏曲 Op.80
ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24
ラヴェル:ツィガーヌ

 すっごく良かった!!
 やはり、生は違います。良い演奏、良い楽器、最高でした。特に、パガニーニ、うれしそうに弾いていて、左手弾きの時は「どうだぁ」って顔で客席を見ていた。この曲でホールの温度、絶対上がりましたね。演奏後、拍手+どよめきが起こりましたから。
 曲変更して、正解でしたね。当初予定のブラームスでは、こういう反応にはならなかったと思う。

 アンコールなんて、顔見世×2、追加演奏(クラシック1曲)、こんなにしてくれたのに、続く拍手で再度出てきてくれました。
 そして、「絶対みんなが知っている曲を2回演奏します。もし歌うなら、2回目にしてください。」と言って、”ふるさと”を演奏しました。そしたら、皆2回目に歌うんですよ、”ふるさと”。ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちの彼がこの曲を知る機会なんて、親か自分が祖国を意識しなければないと思う。祖国・・・、うわぁ、涙出てくるわってなりました。
 彼は、外国からこの国を見ているんですよ。それがひどく伝わってきました。
[音楽−クラシック]

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