「奥様お尻をどうぞ」 感想
2011-08-27


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劇場:下北沢 本多劇場 2列18番

 演劇ぶっくの古田さんのインタビューを読む限り、決して面白そうに読めなかった。「ここらで一発怒られておこうと思った」という台詞からは、実験的で分かりにくくて、お前らになんか分かるもんか的な”怒られる”の意味かと思って行くかどうか真剣に悩んでました。しか〜し!観劇前にLUNARさんのHPを読んだら、もう、すっごく楽しみでどこまでばかばかしい舞台なんだろうと期待に胸膨らんでしまいました。
 cube-HPを見て、おぉ〜、やってるやってるとうれしくなりました。

 まず、生で大倉さんを拝見したのは今回が初めて。思っていた以上に背が高く、顔が小さい!私の大好きな鍛えた感のある上腕二頭筋は、とってもGOODでした。
 映画「ピンポン」のアクマ役で初めて知って、以後ケラさんの「東京月光魔曲」の探偵役をDVDで観て、いいなぁ〜とは思っていましたが、今回惚れました。いい役者さんですねぇ。とても個性的。「独白シーンってあんま経験ないから」と言って(アドリブだと思う)誤魔化しているところすら彼らしくて良かった。大倉さんにしかできない人物造形だなぁと思ったんですよね。そういえば、ドラマ「デカワンコ」にも出ていてうれしかった記憶が・・・。

 劇全体は、笑えました。本当に元気をもらえた。面白いと思うことを何の脈絡もなく羅列したような感じ。
 ケラさんらしい映像の使い方もあったりして、行ってよかったです。
 劇場は、初めての本多劇場(386席)。経年を感じさせる、味のある劇場でした。西口から回って行ったので、裏のショッピングセンターを通り抜けていきました。手書きで”本多劇場へはこのまま真っ直ぐ”みたいな貼紙もあって、おもしろかったです。
 古田さんは、「たいこどんどん」で痩せてから、全然リバウンドしていなかった。でも、彼の面白さは小栗君とやったTV「夢をかなえるゾウ」のガネーシャ役が一番好きかな。

オマケ:今回、東京へ着くなり「眠い」&「何かいる感じ」&「三半規管が狂って、うまく歩けないし、周囲の認識も努力が要る状況」でした。お盆の時(東京じゃないけど)もそうだったんですよね。
 お陰で、駅で人と頭ガチンコしてしまいました。相手の方、ごめんなさい。痛かったろうなぁ。結構、いい感じにぶつかったから。
[演劇]
[古田新太]
[ケラリーノ・サンドロビッチ]
[大倉孝二]

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