舞台「祈りと怪物」 感想
2012-12-29


禺画像]
@シアターコクーン B列

X列があったので、実質5列目でした。視界良好。
新感線からのハシゴだったので自分的に感度が非常に不安だったのですが、十分ぞわぞわっとしました。
他人の痛みに鈍感なウィルヴィルの市長とその娘たち。己の欲望にとても忠実だった。彼らは「怪物」の象徴だったのではないかな。対する民衆はその救いのない世界で「祈り」の対象を見出す。

出色は大倉さん、セリフの強弱や間、ほかの人には真似のできない素晴らしいパッキオを観ることができました。蜷川さんverでは誰がこれをやるのか心配になりました。木野花さんも、同一人物が演じているなんて途中まで気が付きませんでした。そのくらい姉妹を演じ分けていた。パスカルズの生演奏も良かった。ライブでした^^。舞台美術はとてもケラさんテイストなものでした。
4時間10分の長丁場、そうそう選択できる戯曲ではなので観れたことに感謝。
[演劇]
[ケラリーノ・サンドロビッチ]
[大倉孝二]

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